2023年9月1日金曜日

東方の魔理沙MODあったから入れた。

[ ジャンプラが集英社のアフタヌーンになる日 ]



 完全に無風漫画だった『もえばな』の作者さんが先週から連載開始した恋愛漫画。
 恋愛漫画だと思ったんだけど、先週と今週の内容を読む限りは、テンポギャグマンガなんよ……。しかし、だからこそいいんだけど。
 ジャンプラでやった読み切りのこれを読んでほしいんだけど、

   

 
 横山左先生には、こういうギャグマンガのテンポの適正があるんよ。
 しかしこの作品で(部活漫画ジャンル)感じたであろう手ごたえは、ちょっとピントがズレてしまっていたようで、結果的には、もえばなに繋がっちゃったのが痛かった。
 『もえばな』が悪かったわけではないんだけど、華道という静(止)のなかにダイナミズムがあふれ出すような芸術ジャンルと、テンポの良さやリズムのいい流れの中でキャラクターの心を動かしていく作風に、かみ合わないものがあったよね。

 横山先生の本質にあるのは、『コミカルな作風』なのではなくて、画面の流れと、次のページを開くまでの『間』のうまさ、つまり『ギャグマンガ的なテンポ』の良質だと思う。
 この人は、他にもスクエアかなんかで読み切り(日本人形みたいなやつ)をやってた覚えがあって、そっちもテンポのよさみたいなのは印象に残ってた。
 しかし前作の『もえばな』に関しては、部活漫画であることを重視してしまったがゆえに、強みであるこの「ギャグ的なテンポの良さ」が消えてしまっていた。印象的なコマ割や画面の使い方は悪くはなかったんだけど、華道というジャンルの持つ個性以外は、特筆すべき点のない無個性量産部活青春ものという既視感の範囲に収まってしまった。
 
 正直、この『鶴子』に関しても量産恋愛ものであることは否めないんだけど、今のところ作者自身の個性は『もえばな』よりも出せていて、テンポのよさでスイスイ次のページに進むことができる。内容としても、いわゆる「すれ違い漫才モノ」(なんか漫才漫画みたいなのもやってたよね? 中身ほとんど覚えとらんけど)で、まさにギャグマンガ的なテンポが良く生きる内容になっていて、いまのところすれ違い方にも無理がなく、自身の強みの再構築に成功していると思う。

 長期での連載よりも、短期でスパッと終らせそうな雰囲気もあるし、その方が向いているとも思うので、ジャンプラの「とよ田みのる」的な立ち位置を目指して頑張ってほしい(唐突)

 ジャンプラ金曜は「サチ録」安定してるし、オサムロスは言うほどロス感がないせいもあって、なんか逆に充実してきたよな(ぉ


[ スレイ・ザ・スパイァ……]

 StSで魔理沙のMODあったから入れてみたら、くっそ性に合う。
 性に合いすぎて、

 いまさらながらに、「超越」とかいう加点要素初めて取ったわ。
 こんなんあるの知らんかった。
 取得条件は「フロアのボス三戦すべてパーフェクト撃破」とかいう気の狂いっぷり。
 魔理沙MODはカードの性能がアホみたいにいいので、結構頻繁にやれるけど。

 しかし翻って、これをアイアンクラッドたちでどうやって達成するかという問題が出てきた。
 基本のクラスで3戦ともノーダメ撃破は無理なんちゃうん……。
 ワシは特にカードを厳選するプレイスタイルではない(強欲すぎて好きなカード出ると取らざるを得ない)ので、デッキの組み方はスロースタートな構成になることがほとんどで、枚数少なくしてディフェンス体制を速成するというのはちょっと苦手。サイレントでやるとカード所持数40枚とかになる時もあるし。
 そうするとどうしても、1・2ターン目の敵からの攻撃を「ライフで受けるぜ!」しなきゃならなくなって、意図的なノーダメ撃破をしづらい感がある。
 
 つーか、いまさらながらにやること増やしてくるとか、おそろしいゲームだなぁおい。