[ 12月に入れば調子戻ってくるかなと思ったら ]
気温気圧の上下に頗る弱くなってしまったせいで、ここのところずっと調子が悪い。
11月のはじめごろは、季節の変わり目だししゃーないなんて思っていたんだけど、そのまま季節の変わり目の気候がずっと続いてるので困る。あったかくなったり寒くなったりするのが、あまりにもからい。いや、辛い。
冬がなくなってくれりゃ、体調的にはのぞむところなものの、ではそれでは季節の情緒というものがなくなってしまうので、それはそれで嫌だ。
安定して寒くなってくれれば、対応する術は確立されている(ホッカイロ3枚とゆたんぽ2個安定)ので、もう温暖な気候とかいいから、とっとと寒くなってくれ。
[ 12月初旬の短歌 ]
調子がわるかったとはいえ、先月があまりにも怠惰だったので、発起した12月初旬。
それと、仲のいい親戚のおじに頼まれて辞世の句を代作した。そういう体の遊びで詠んだということなんだけど、なんか気に入って葬式ではこれを棺桶に入れろとか言い出したのには笑った。
: きみと冬になる :
頬 つとふれて冬来たりしを之と知る滲む寒さにつむふゆもみじ
手 袋 つめたしと爪の先にも冬籠る想い詰めても行くあてもなし
君待宵 冱つ夜わにのぼる望月松がゑの浮き橋ゆらし冴ゆ虎落笛
冬 草 武蔵野にわぶつゆ草もいと靡きねにも添うれば哀れなどなし
冬 朝 黒髪に凍みる光のさやけきにこひとねがわんまた来る朝も
枯れ木 木がらしに言の葉涸れて果つる身の想い憂き世の霜と置くらん
冬 道 おとに連れ冬の便りと霜を置く小路に吹きぬ朝の朔風
山 鴨羽音にみやればはるか貴き富士に白根かかやく空の沖波
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: 代作・辞世の句 :
テンカラ釣り 天の川けばりてんから釣る夢の糸に縋りてゆく我が身かな
このあともスイッチオフにはしない方向で頑張りたいけど、体調次第かなぁ。