父のお気に入りの鉢植えに、コガネキヌカラカサタケ来た。
花自体はもう五年くらい継続して育ててるものなんだけど、去年、二回り大きな鉢に植え替えて、その時に入れた腐葉土か何かに菌がついていたのかもしれない。
育てようと思って育てられるものでもないので、来てくれて普通にうれしい。
（食用の）キノコが嫌いな母などは当初、本当に真っ黄色なその見た目と、鉢植え自体に悪さをしそうな雰囲気に「さっさと抜けばいいのに」とうるさかったのだけど、悪影響はないと教えると「見た目が明るくて可愛いから、傘がひらくといいねー」などといって、積極的に保護する立場になったのが面白かった。
食べるとこの上なく美味という話もあるけど、さすがに食べる気にはならんねぇ。誰かが何かの拍子にチャレンジしてしまってもヤバいので、美味しいという話は家族にはしていない。
上記の写真の時には育成失敗して、傘が開かずに終わってしまい、家族みんなで意気消沈していたのだけど、あとからまた生えて来てくれた再チャレンジ組の一つで、育成成功。
見事笠を開かせることに成功した……けど……唐傘……じゃ、ないな。
全体的な特徴は一致しているから間違いないとは思うんだけど。
これでは妻折笠どころか、三度笠だよ……。仁義を切るか、念仏踊りを踊るかしなければならないのか。知らんけど。鉢を管理している父が静岡に所縁のあるひとなので、まぁなんとなくそのせいもあるかも（ない）
こっから唐傘っぽく変形していくのかな……。