何がとは言わんわ。
何をとも言わん。
水星の魔女の話だ。(言う)
語るべきことなど何もなかった。
虚無すぎるっていうか、いろいろ語るべき要素はあったけど、それらをドカンドカンと土台に突き立てるだけで、物語を組み立てることができない物語だった。そもそも、2クール(しかも分割)でやる話じゃなかった。
取ってつけたような話に、取ってつけたような流れを取りつけて、流れてきた取っ手を掴んだたぬきが宇宙の川をドンブラコドンブラコと流れて行きました(ぽんぽこ)。
という感じ。
いつでも誰かが~♪ きっと~そばにいる~♪ じゃねぇんだよ。
たぬきちゃんが主人公だからって、オチまでぽんぽこにしてどうすんだよ。
ボブとかボブが主人公じゃんねぇとか、そういうことじゃないんだよ。
このオチがやりたいなら、もっとするべきこと、語るべき物語があったはずじゃあないんですか?
このイラつきは尋常じゃないなと自分でも思うけど、これに関しては、最終回で『黄金の秋』をパロって来たというのもデカい。
は? 最後の最後でケンカ売ってきやがった??? って感じ。
物語の設定と人物の設定と世界観の設定と、用意してるもの、積み上げた世界の全部がチグハグ。パーメットの設定に一つに踊らされて、物語をまともに構築できなかったくせに、なんか「こっちのがマシだろ?www」みたいなことされると、さすがにまともな目で評価するのは難しくなる。
マジで水星の魔女に関して、私から何か評価するということは全くない。