梅雨ですね。
背中が痛くて死にそうなのどうにかならんか。
ならんので、気を紛らわすのに短歌でも詠んでいようぜ。
[ 2023年6月に詠む歌 ]
つゆがつらいので気紛らわせに詠む。
ついでに七夕のことも詠む。
旋頭歌・七夕
天の川 溢れて雨濯 いよよさ水垂れ 滴りて 風葉を鳴らせ この夕にも
短歌
遥か富士 秩父の峰を ひきおりて 旅しまほしと 見放く武蔵野
白妙の 袖しめらすか 鉛雲 露けき空に 圧して居座る
武蔵野は 飲みつくせぬと 鳴き渡り 野面に降りぬ 水取の雨
短歌・七夕
天雲の はるかたゆたう 天の原 晴ると願えや 川のはるかに
うちなびく 草に埋もれし 朝顔の 花見ゆるたび 我が背子思おゆ
朝顔の 蔓の絡みし 我が恋に はだへも染まる 花の紅紫に
相見して 愛しと絡み 触れし君 指を染し 花の青しに
夕星の かぎるを待ちぬ ぬばたまの 夜に雲されば 月隠り消ぬ
逢わめしと 小石を埋む 天の川 君見つらんと 待つこのはたに