2023年5月2日火曜日

カンブリア牧はコンプレックスの顕れなのかもなぁ。




 AV男優時代に「カンブリア牧」というキャラクターを演じていたのは、もしかしたら正樹にとっての男女関係のコンプレックスの表出で、彼の心を覆い隠すためのペルソナの一つかもな。
 一番考えられるのは、おそらくは父親関係か。
 父親って出てきた覚えないけど、他界してたかなんかなんだっけ? 載ってる日には必ず読むけど、コミックス買ってるわけでもないくらいの感じなので、その辺、全然覚えてないな。妹の治療費稼いで、父親代わりみたいな立ち位置なんだよね? うーん? 
 父親がいないことが原因としてある『失われた父親像』が、カンブリア牧や亭主関白傾向を含めた『強い男』として表れてるってことなのかな。

 それとも、花が好きということ自体にコンプレックスがある描写ってあったっけ?
 花は好きだけど、そのこと自体には何かコンプレックスを抱えているのだとしたら、その場合、花好きの自分のその対極として「カンブリア牧」という「想像上の男らしさの顕れ」を自分の中に設定しているのかもしれん。
 ただこれは、男らしさと花屋の主人という要素を結び付けられることから、可能性は低そうだ。

 いずれにしろ、「男女関係をやれ」と言われて、即、AV時代に近い亭主関白(強い男)を演じてしまうっていうのは、なにか心の問題を抱えていないでもないな、正樹。