カードの種類は、アタック、呪文、建物、アニマルという四属性に分かれていて、大まかには、アタックは直接攻撃、呪文はバフ・デバフ、建物は罠・攻撃・防衛、アニマルは攻撃ユニット追加の効果がある。
基本的には、クソ火力で敵を捻じ伏せるバカゲーの範疇で、Slay the Spireのような一寸先は闇というような、シビアな内容とは程遠いイージーな内容。
ゲームプレイ一発目で、普通にクリアできちゃうレベルで易しい。
さらに、『上級者向け』として開放されるキャラクターであっても、一周目からクリアできちゃうレベルなので、難易度としてはあまり高くない。
その代わり、やりこみ要素はかなり充実していて、カードコンボの種類は豊富だし、ボスラッシュやデイリーなどのお決まりのモードや、さらに敵の強さが青天井になるクエストなどもあり、ゲームを深堀できる体制が整っていて、その部分で満足度が高い。
ゲームを遊び倒したい、という人におすすめ。
ただ気をつけておきたいのは、前述のとおりバカゲーっぽい要素がメインになっているので、とにかくユニットが大量になりがちで、処理落ちがひどい。
ヒヨコの床(踏むとヒヨコユニットが一定数生み出される)というカードの運用は、特に要注意。
これはアニマルという自動攻撃系ユニットを生み出すスイッチを敷く罠カードなんですけど、発動条件は、「ヒヨコ以外のアニマルが踏んだ場合」となっていて、罠によって生み出されたヒヨコが、他のスイッチを踏んでヒヨコを無限生産しないように調整されています。
されているんですけど、途中で入手できるレリックに「生産するひよこが全て犬になる」という効果のものがあって、「ヒヨコスイッチなのに生み出すのが犬だから、生み出した犬がスイッチふんじゃうと、犬が生産されてそいつもスイッチ踏んじゃう」という無限ループが起きて、処理落ちが解消されずにゲームが事実上の進行不可になります。
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犬無限ループ状態の現場 |
スカスカなのは、処理落ちすると負荷軽減のためかユニットが全部消えるため。本当は床にぎっしりヒヨコ床が敷いてあります。
この状態は進行不可ならまだましで、画像のボス戦だと、ボスモンスだけ微妙に動けるので、ジワジワなぶり殺しにされます。
ひよこだけなら処理落ちしないんだけど、犬になるともうだめ。
これからやろうと思う人は、その点だけ留意してください。